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2010年04月30日

チャレンジ富士五湖112km 50kmから82kmまで。

50km過ぎてから右足首と左アキレス腱の痛みが酷くなり
走るのが本当に辛くなってきました。
そして追い討ちを追い討ちをかけるように
目の前にあらわれた坂、いやあれは壁だね。
「なんだこれ・・・」
絶望が僕を包み込みます。
高低差は高々100Mなのですがその時の僕には
とてつもなく高い壁に見えました。
そしてついに僕は走るのを止めました。
が、歩いても痛い。
「いつやめよう」そんな事を考えはじめます。

そして58km地点のうどんエイドでついに座り込みます。
まだやっと半分です。
このまま止めちゃおうかな・・・そう思ってると・・・
颯爽とsoubuさんが登場。
うどんを一瞬で平らげると僕に声をかけて
走り去っていきました。かっこいい。

「もう少しだけ進もう」そう思い再び走り?歩き?始めました。

60kmくらいではじおさんに声をかけてもらい。
あと少し、あと少しと思い進みました。
そしてなんとかたどりついた68km地点。

残り42.2km、あとフルマラソン1本分

ここは大規模エイドで荷物も預けてありました。
ほとんど走れない僕は体も冷えてきていたので
預けていたアームウォーマーを着けました。
そして同じく預けていたテーピングを両足にしようと
椅子に座りシューズを脱いで着圧ソックスを脱ぐのですが・・・
足首がすでに曲げも伸ばしもできない状態で脱ぐだけで一苦労。
無理やりに脱ぐので強烈な痛みが・・・
脱ぐと左アキレス腱と右足首が腫れあがってました。
なんとかテーピングをしてソックスを履きなおして
エイドの食べ物コーナーへ。
カステラやアンパンを食べていると彦さん登場。
知っている人の顔を見るとホッとします。
「これから本栖湖周ってきます」と告げて人気のすくない方へ。
100kmコースの人は本栖湖で折り返しですが
112kmコースの人は本栖湖を1周してこなければいけません。
「なんで112kmにエントリーしたんだろう」
ここから何度もそう思うことになります。



再び走り始めますが、すぐにまた歩く、そして走る、歩く、
それをずっと繰り返します。
エイドでしたテーピングもほとんど効果なく、
アームウォーマーも体を温める事もなく、
完走だけはしようと思っていた気力も失われていきます。
もう止めてもいいんじゃないか、目標はもう達成できないし、
正直、痛いだけで何も楽しくない。
何やってんだろう・・・
本栖湖を周る間そんなことばかり考えます。
景色を楽しむ余裕はとうになくなってました。



80km通過が9時間14分18秒

50km通過からの30kmが4時間37分12秒。
制限時間まであと5時間15分42秒。



再び本栖湖のエイドに戻ってあんぱんとコーラをとり
今回はすぐに出発します。
ここで座ったらもう立てないような気がして・・・
バスを見ていたらここで止めちゃいそうな気がして・・・
いや、もう止めたかった。あのバスに乗りたかった。


けど・・・



再び僕は前に進みはじめた。
このときの僕は何に動かされていたんだろう。


続く。
posted by Liu at 08:13| Comment(5) | レース