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2010年05月02日

チャレンジ富士五湖112km 82kmからゴールまで。

本栖湖を出てからはただただ風の冷たさに耐え、
ただただ両足の痛みを我慢して、ただただ前に進んで。
思っていたのは・・・
「やっぱり本栖湖でリタイアすればよかった」
「なんで止めなかったんだ」
「72kmならもう終わっていたのに・・・」
「あぁぁぁ、カッコ悪いなぁ・・・」
そんなマイナスの事ばかり。

ほんと今でも分からない、
どうして進み続けたのか。

90km通過:10時間52分29秒(80-90km:1時間38分11秒)

この頃はほとんどを歩いていたと思う。
走ってもたぶん歩いてるのと変らないスピード。

そして制限時間を考えるようになった。
まさか制限時間と戦う事になるとは・・・
今までのレースで初めての経験。

ラスト5kmが上りなのは分かっている。
だからそれまでにできるだけ貯金を作らないと。
けどペースは上がらない。

100km通過:12時間24分28秒(90-100km:1時間31分59秒)

あと12kmを2時間。
普通なら歩いてでも余裕でクリアできる時間。
でもこの足の状態と寒さと5km続く上り、ギリギリ。
そしてここで思うことは
「100kmならもう終わってたのに・・・」

106km、最後のエイドステーション。
味噌汁をもらい少しでも体を温める。
辺りはもう薄暗くなりはじめていて・・・
まさかこんな時間まで走る事になるとは。

そしていよいよ最後の壁。
5kmで200M強を上る、ひたすら上り続ける。
1列に連なるランナー達が見える。
僕のその列に並ぶ。
上っても上ってもたどり着かない。
「あとどれくらい?」
時間も気になる。
距離表示の間隔ほかよりも長く感じる。

気がつけば辺りはすっかり夜の闇に包まれていた。

ついに残り2km、時間は残り30分。
「完走できるかも・・・」
本栖湖を出てから初めてそう思えた。

そこから1kmを上りきりると徐々に声援が増えていった。
富士北麓公園に入り沿道から「完走できるよ」と声がかかる。
「あぁ、もうすぐだ」そう思うと自然と涙が・・・

なんだろうこの気持ち。。。

競技場に戻ると沢山の人達の声が聞こえる。
たぶんおめでとうとか言ってくれてたんだと思う。
寒い中、沢山の人達が待っていてくれている。

僕は両足をひきずりながらフィニッシュゲート超えた。


ゴール:14時間24分32秒(100-112km:2時間00分03秒)


僕は溢れ出す涙をとめる事が出来なかった。



もう少しだけ続く。
posted by Liu at 01:02| Comment(7) | レース