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2013年07月19日

おんたけウルトラトレイル ボランティア その2

日曜日。
2時時間くらいは眠れただろうか。
4時30分には着替え荷仕度をすませ、朝の大滝村を散歩。
スタート地点まで行って戻ってくると5時過ぎ。

日曜日の仕事は100マイルの選手の通過確認と
100マイル、100kmともに最後の給水。
6時に到着してテントを組み立てしばし休憩。
朝ご飯、宿で受け取った握り飯を食す。
7時くらいに地元のボランティアの方が
水と紙コップを運んできてくれた。
ここは小エイドなので置かれているのは水だけ。
あとは僕らの声。



最初に選手が到着したのは8時過ぎ、100キロコースの選手。
9時間を切れる素晴らしいタイム。
見るからに速そうな体型。
軽く給水すると軽やかに爽やかに駆けていった。

上位の選手に共通しているのはみんな爽やか(笑)
余裕があるって言うか、みんな気さくに話してくれて
行ってきま〜すって駆け出していく。
僕が走った時はこの地点ではボロボロで悲壮感しかなかったけど(笑)

10時を過ぎたころから日差しが強くなり選手を苦しめる。
10時10分に100マイルの1位の選手が到着。
100マイルスタートから14時間後だ。
100マイルの選手はここからループゾーンに入って
20kmを回ってここに戻って来る。
ここまですでに128kmを走ってこの仕打ち。
しかもかなりの上りがあり険しいコース。
とても想像できない。



12時を過ぎると到着する選手の間隔が徐々に短くなる。
14時間を切ると翌年から100マイルへの参加資格が貰えるため、
14時間切りを目標にしている人も多くいた。
今年は距離が少し短く残り8kmだと知ると
14時間切れるかもと元気よく走りだす選手も。

日差しはますます強くなり、トレーナーの方が
ペットボトルを加工してかぶり水を用意。
首にかけてあげるとみんなとても気持ちいいと大好評。

15時を過ぎるとまだまだ余裕な人、もうギリギリな人、いろいろな表情が。
ただ水をさしだすとみんな笑顔で応えてくれた。

15時半くらいに横浜にバスで帰る人はもうすぐ撤収すると伝えられる。
まだまだ選手は途切れることなくこのエイドに辿り着いているのに。
とりあえず時間がくるまでひたすら水を配り続けた。


僕は頑張って言葉があまり好きじゃない。
特にここにたどり着いた選手にかける言葉じゃない。
だってみんな十分過ぎるほど頑張っきてるから。
頑張らないと89km地点なんてたどり着けないよ。
だから僕は選手を笑顔で迎える、ナイスラン!って。
そして、行ける!行けるよ!と送り出す。

まぁ誰も僕の笑顔なんて待ってないだろうけど(笑)

そうこうしていると16時に迎えのスタッフがきて
僕とトレーナーの方は帰りのバス乗り場でもある
ゴール地点へ向かう。



道中たくさんの選手がいた。
ずっと走ってきて残りあと少し。
もう足は棒のようで、足裏には靴擦れ、
爪が死んじゃった人もいるだろう。
体中いろんなところに痛みがあるだろう。
それでもみんなゴールを目指す。
その向こうに何があるのかを知る為に。
なんだってできるんだと証明するために。
そんなことを思ってたら泣きそうになった。



ゴール地点につくと続々とフィニッシュする選手が。
拍手で迎える。



100キロって普通走る距離じゃない。
それでもここにきた選手は走り続ける。
変わりゆく天候と戦いながら。
上昇する気温と戦いながら。
体中の痛みと戦いながら。
これまでの自分と戦いながら。
そんなみんなを僕は無条件に尊敬する。



最後はエイドをでたあと痛みで遅れたと聞いた仲間を
途中まで迎えに行って併走させてもらって、
ゴールするのを見届けて17時。

感動をありがとう。

横浜へのバスに乗り込んだ。
帰りも渋滞があったものの6時間で横浜到着。
帰りも運転手さんお疲れ様でした。




実に中身の濃い2日間だった。
最近、走ることを忘れている僕にはいい刺激だった。
また走りたいなって思わせてもらった。
今回ボランティアに参加して本当に良かった。
来年は選手かボランティアか分からないけど、
またあの場所に戻ろう。


運営スタッフの皆様、地元のボランティアの皆様、
その他ボランティアの皆様、応援の皆様、
参加された選手の皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
posted by Liu at 09:40| 日記